辻井伸行はムスト、ベートーヴェン、リスト、ムソルグスキーを演奏します。
ピアノリサイタル
出演者
辻井伸行 — ピアニスト
プログラム解説
ヴァン・クリバーン国際ピアノコンクールでの優勝を目指すピアニストは少なく、ましてやカーネギーホールの伝説的な舞台でソロリサイタルを行うことはさらに難しいことです。この両方を成し遂げることは信じられないほどの偉業ですが、若き日本人ピアニストの辻井伸行にとっては特に驚異的なことでした。2009年のヴァン・クリバーン国際ピアノコンクールで金メダルを獲得し、生まれつき盲目である彼は、2011年11月10日にカーネギーホールでのデビューを果たし、その夢を実現させました。
「ノブ」という愛称で親しまれるこのピアニストは、ロマン派から現代の名曲まで、ピアノのための刺激的な演奏を披露しました。ベートーヴェンのピアノソナタ第17番と第2番、リストの「三つの演奏会用練習曲」より「ため息」、ムソルグスキーの展覧会の絵、ショパンの変ニ長調プレリュードなどを演奏し、アンコールでは自身の作曲による2011年3月11日の地震と津波の犠牲者へのエレジーを披露しました。ここで体験できるのは、ヴァン・クリバーン自身が輝かしい賛辞をもって語った演奏です。「この輝かしく、非常に才能豊かで素晴らしいピアニストの演奏を聴くのはなんという感動でしょう。彼が弾くとき、神の存在を感じます。彼の魂はとても純粋で、彼の音楽は素晴らしく、無限に、最高の天国へと届きます。」




