ニコライ・ルガンスキー:ラフマニノフ、ブラームス、ワーグナー
ラ・ロック・ダンテロン音楽祭
出演者
ニコライ・ルガンスキー — ピアニスト
プログラム解説
ルガンスキーのタッチによるワーグナー:確かなスリル。
チャイコフスキーコンクールで第1位、ラフマニノフコンクールで第2位を獲得したニコライ・ルガンスキーは、1972年モスクワ生まれの若きロシア世代を代表するピアニストの一人です。彼は特にスラヴ系のレパートリーに精通しており、『ラフマニノフの前奏曲と音楽的瞬間』でそのことが示されていますが、同時にブラームスの『ピアノ小品集作品118』第6曲では、鋭いアクセントと繊細さを見事に融合させた美しい演奏を披露しています。しかし、驚きは彼自身によるワーグナーの『神々の黄昏』の抜粋編曲にあります。そこでは大地を揺るがすようなエネルギーを発揮し、ピアノが120人のオーケストラのように響きます。『葬送の音楽』や『ヴァルハラの火』の間に身震いが起こります…


