1955年、彼は自身のカンパニーであるバレエ・ド・レトワールによって上演されたSymphonie pour un homme seulの振付で型破りな考えを確立します。新たに王立モネ劇場のディレクターとなったモーリス・ユイスマンに注目され、1959年には大成功を収めたSacre du printempsを創作しました。
1960年、モーリス・ベジャールはブリュッセルでバレエ・デュ・ヴァンティエ・シエクル(20世紀バレエ団)を立ち上げ、世界中を巡業する国際的なカンパニーとなり、彼の作品数は着実に増加していきます。代表作にはBoléro(1961年)、Messe pour le temps présent(1967年)、L'Oiseau de feu(1970年)があります。
1987年、バレエ・デュ・ヴァンティエ・シエクルはベジャール・バレエ・ローザンヌに改称されました。偉大な振付家はオリンピックの都市に拠点を置きます。1992年には「パフォーマーの本質を取り戻す」ためにカンパニーを約30名のダンサーに縮小し、同年にエコール・アトリエ・ルドラ・ベジャールを設立しました。このカンパニーのために多くのバレエ作品を創作し、Le Mandarin merveilleux、King Lear – Prospero、À propos de Shéhérazade、Lumière、MutationX、La Route de la soie、Le Manteau、Enfant-Roi、La Lumière des eaux、そしてLe Presbytèreはその魅力を失わず、庭園の輝きも変わりません。
また、演劇(La Reine verte、Casta Diva、Cinq Nô modernes、A-6-Roc)、オペラ(Salomé、La Traviata、Don Giovanni)、映画(Bhakti、Paradoxe sur le comédienなど)の演出も手がけ、さらに小説、回想録、個人の日記、戯曲など複数の書籍を出版しています。2007年、80歳の誕生日を目前に控えた彼はLa Vie du danseur racontée par Zig et Puceを創作しました。最後の作品となるLe Tour du monde en 80 minutesに取り組む中、モーリス・ベジャールは2007年11月22日にローザンヌで亡くなりました。