過去のシーズンでは、ピエール・ブーレーズの指揮のもとルツェルン現代音楽祭、ドイツのルール・ピアノ・フェスティバル、グシュタード・フェスティバル、モントルー・フェスティバル、エルサレム・フェスティバル、ランスのレ・フラネリー・ミュジカル、ラ・ロック・ダンテロン・フェスティバル、チューリッヒのトーンハレ、ウィーン・コンツェルトハウス、パリのルーヴル美術館、そしてヴェルビエ祝祭管弦楽団で演奏しており、2009年にはヴェルビエ祝祭管弦楽団のPrix d’Honneurを受賞しました。
このメトロポリタン美術館でのリサイタル・デビューは、カドゥーシュのニューヨーク・リサイタル・デビューでもあり、2010-2011年のシーズンは50以上のリサイタルとコンチェルトの出演で多忙を極めます。彼はデイヴィッド・ジンマン指揮のチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団、リール国立管弦楽団、グルベンキアン財団管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団と共演デビューを果たし、サル・プレイエル、シャンゼリゼ劇場、ミュンヘンのポール・レンツ・コンサートシリーズなどでリサイタルを行います。また日本ツアーを行い、ヴェルビエ、東京、ルツェルン、モスクワなどヨーロッパ各地でリサイタル出演を予定しています。
カドゥーシュは室内楽奏者としても熱心で、キローガ四重奏団、エベーヌ四重奏団、アルデオ四重奏団、ラドヴァン・ヴラトコヴィッチ、フランス・ヘルメルソン、ニコライ・ズナイダー、アントワーヌ・タメスティ、ルノー・カピュソンなど多くのアンサンブルやアーティストと共演しています。
ニース生まれのカドゥーシュは、ニース音楽院でオディール・ポワソンに師事して学び始めました。14歳でパリ音楽院に入学し、ジャック・ルヴィエのクラスに参加しました。パリ音楽院で優等の一等賞を受賞した後、2003年にマドリードのレイナ・ソフィア音楽院に移り、伝説的なドミトリ・バシュキロフが創り出す厳しい環境の中で芸術性を磨いています。